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陽泉市で発見された異なる種に属する鱗木類の化石。(資料写真、太原=新華社配信)
【新華社太原5月29日】中国山西省陽泉市規画・自然資源局は、同市にある木の化石群の発掘現場でこのほど、比較的保存状態の良い3億1千万~2億9千万年前のシダ植物、鱗木(りんぼく)類の化石を大量に発見したと明らかにした。石炭形成などの研究を深める上で重要な化石資料になるという。
化石群は市郊外の蔭営鎮一帯にあり、研究者が2012年から調査と研究を続けていた。同局の職員、白志君(はく・しくん)さんは「鱗木は古代のヒカゲノカズラ綱の植物で、すでに絶滅している」と語った。
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陽泉市で発見された鱗木類の化石。(資料写真、太原=新華社配信)
中国科学院南京地質古生物研究所の王軍(おう・ぐん)所長は「国内でこれまでに発見された中で構造が最も良く保存された鱗木の鉱化化石標本だ」と述べ、今回発見された10種近くの化石の年代は、地球に大規模な森林が形成され、石炭資源が育まれた石炭紀にあたると説明した。化石は現在、研究者が研究を深めているという。(記者/王学濤、陳志豪)
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同市にある木の化石群。山西省自然資源庁が国家級地質遺跡保護区に指定している。(資料写真、太原=新華社配信)
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同市にある木の化石群。山西省自然資源庁が国家級地質遺跡保護区に指定している。(資料写真、太原=新華社配信)
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陽泉市で発見された鱗木類の化石。(資料写真、太原=新華社配信)