人類初の月面着陸、世界が目撃したのはリアルか?フェイクか?『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』予告編

“月”は今もなお人類の夢やロマンを湧き立たせ、“宇宙”ブームが再燃する中、人類初の“月面着陸”に関するあの“ウワサ”から生まれた映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』が、7月19日より公開される。このほど、予告編とポスタービジュアルが披露された。

本作は、アポロ11号の月面着陸とその舞台裏で起きていたエキサイティングな人間ドラマを描いたエンタテインメント痛快作。アポロ11号の月面着陸にまつわる舞台裏でのエキサイティングな人間ドラマを描いた完全オリジナル脚本に惚れ込んだ、主演のスカーレット・ヨハンソンがプロデューサーに名を連ね、『ザ・ロストシティ』のチャニング・テイタム、『ヴェノム』のウディ・ハレルソンら豪華キャストが名を連ねる。

予告編は、「1969年、人類初の月面着陸計画は失敗の連続だった」というナレーションと予期せぬ爆発シーンで幕をあける。最悪な状況を打破するべくNASAに雇われたのはPRマーケティングのプロ、ケリー(スカーレット・ヨハンソン)。彼女の前に現れたのは、実直な発射責任者のコール(チャニング・テイタム)だ。あの手この手を駆使してアポロ計画を全世界に向けてアピールするケリーに、「NASAにPRは必要ない」とコールが注文をつける。一方でケリーも、インタビュー取材を上手くいかせるために、コール本人は登場させずにコールを演じる別の役者を雇うなどやりたい放題。ケリーのPRが功を奏してアポロ11号の発射に世界中の注目が集まる中、米政府の役人モー(ウディ・ハレルソン)は「ロシア人に先を越されてはならない。“もう一つ”の月面着陸を撮影する」と、とんでもない命令をケリーに下す。“フェイク映像を作る?”まさかの超極秘命令を受けたケリー。厳戒態勢の中で偽の月面着陸の映像制作にまっしぐらなケリーに、コールは「フェイクなんてやめろ!今までの努力が水の泡だ」と声を荒げるのだが…。NASAのコントロールセンターではアポロ11号発射のカウントダウンが始まる。人類初の月面着陸は成功するのか。人類が目撃したのは、リアルか、フェイクか?

ポスタービジュアルは、月に向かって打ち上げられたアポロ11号を挟んで、黄色の60年代ファッションに身を包み、ファイルを手にしたスカーレット・ヨハンソン演じる敏腕PRのケリーと、黒のジャケットで決めたチャニング・テイタム扮する真面目なコールが、背を向けて並び立つ姿をとらえている。対立する2人が迎える結末とはいかに。

『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』
2024年7月19日(金)より全国の映画館にて公開
監督:グレッグ・バーランティ
出演:スカーレット・ヨハンソン チャニング・テイタム ウディ・ハレルソン
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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