映画のプロが6月、最も見たい映画は『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』【月イチ!“ぴあテン”ランキング】

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評論家、ライター、編集者など映画のプロが、最も期待している、見たい映画を投票で決定する「月イチ!“ぴあテン”ランキング」「これからみたい」映画ベストテンが発表になり、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』が1位となった。

本ランキングは、26人の選者が2024年5月公開予定の映画の中から「これからみたい」作品を投票して決定したもの。

6月は、今年の米アカデミー賞で作品賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞、編集賞の5部門にノミネートされ、ダバイン・ジョイ・ランドルフが助演女優賞に輝いた『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』が35pt獲得で見事1位に。

第2位は、黒沢清監督が、1998年に劇場公開された同タイトルの自作をセルフリメイクした『蛇の道』。監督自ら「最高傑作ができたかもしれない」と公言するほど、期待度大のフランスを舞台にしたサスペンスだ。選者からは「今回は脚本も本人。今あえてリメイクする意味を映画から知りたい」(伊藤さとり)、「男女版リメイクに期待」(真魚八重子)といった声が寄せられた。

第3位に、上映時間43分の『左手に気をつけろ』が入ったのは、いかにも目利きたちの投票。『人のセックスを笑うな』の井口奈己監督が、脚本・編集も手掛けたこの作品は、子どもたちが主人公のドラマ。

6月はそのほか、『チャレンジャーズ』、大ヒットシリーズ最新作『クワイエット・プレイス:DAY 1』などがランクインした。

選者26人の投票作品とコメントはぴあアプリ/WEBに掲載中。

2024年6月公開の「これからみたい」映画ベストテン

1位『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』6月21日(金) 公開 35pt
2位『蛇の道』6月14日(金) 公開 28pt
3位『左手に気をつけろ』6月8日(土) 公開 16pt
4位『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』6月21日(金) 公開 13pt
4位『フィリップ』6月21日(金) 公開 13pt
4位『チャレンジャーズ』6月7日(金) 公開 13pt
7位『クワイエット・プレイス:DAY 1』6月28日(金) 公開 12pt
8位『あんのこと』6月7日(金) 公開 11pt
8位『ザ・ウォッチャーズ』6月21日(金) 公開 11pt
10位『九十歳。何がめでたい』6月21日(金) 公開 9pt

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