2年ぶりの新潟開催 “全米OP組”大量不在で初Vのチャンス?

メルセデスランク最上位選手は6位の佐久間朱莉※撮影は「ブリヂストンレディス」(撮影/村上航)

◇国内女子◇ヨネックスレディス 事前情報◇ヨネックスCC(新潟)◇6339yd(パー72)

ゴルフクラブなどスポーツ用品の製造・販売を手掛けるヨネックス主催で、開催25回目の大会が31日(金)から3日間の日程で行われる。出場選手108人、賞金総額9000万円(優勝賞金1620万円)。

昨年は静岡の朝霧ジャンボリーGCで行われ、悪天候のため初日中止、最終日9ホールプレーでツアー史上初の「セカンドカット実施の27ホール短縮競技」の措置が取られた。最終日に「32」で回った川岸史果が、通算9アンダーの首位で並んだ佐久間朱莉とのプレーオフを1ホール目のバーディで制し、ツアー2勝目を挙げた。

今年はメルセデスランキング(MR)1位の竹田麗央や2年連続年間女王の山下美夢有、前週「リゾートトラスト レディス」優勝の岩井明愛、岩井千怜、小祝さくら、鈴木愛らMR上位50人中15人が、同週開催のメジャー「全米女子オープン」(ペンシルベニア州・ランカスターCC)出場で不在となる。

連覇のかかる川岸のほか、歴代覇者の笠りつ子(21年)、上田桃子(19年)、青木瀬令奈(17年)がエントリー。ヨネックス所属のホステスプロ若林舞衣子や、高橋彩華といった地元勢も顔をそろえた。MRフィールド最上位の6位につける佐久間は初優勝のチャンスをものにしたい。初日、川岸は2019年大会覇者の上田桃子、ヨネックス所属の若林舞衣子と同組でプレーする。

前週の下部ステップアップツアー「地域みらい建設グループレディス佐嘉窓乃梅カップ」でプロ初優勝を挙げた奥山純菜や、“ママさんルーキー”神谷和奏もマンデートーナメント(主催者推薦選考会)を突破して出場する。

<主な出場予定選手>
川岸史果、青木瀬令奈、阿部未悠、天本ハルカ、池ヶ谷瑠菜、上田桃子、臼井麗香、川崎春花、菊地絵理香、桑木志帆、佐久間朱莉、菅沼菜々、蛭田みな美、不動裕理、三ヶ島かな、宮里美香、森田遥、安田祐香、横峯さくら、笠りつ子、若林舞衣子、吉田鈴(アマ)

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン