海外で需要が高まる「陸ワサビ」加工品の約2割はヨーロッパなどで販売 長野・安曇野市で収穫が始まる

長野放送

海外で需要が高まる「陸ワサビ」の収穫が安曇野市で始まっています。加工品の2割はヨーロッパなどで販売されます。

収穫するのは長さ90センチほどに育った「陸ワサビ」。

安曇野市の丸山啓吉さんのハウスでも収穫が始まりました。

土の下の「根茎」が短いうちに収穫し、葉っぱまで全てを加工品として使います。

湧水で育てる「水ワサビ」の半分ほどの期間で収穫でき、「JAあづみ」が生産を拡大しています。

農家・丸山啓吉さん:
「(栽培初めて)3年の中では、一番(出来が)いい」

加工会社の「マル井」によりますと、加工品のおよそ2割はヨーロッパなどで販売されます。

出荷は6月10日ごろ最盛期を迎え、2024年は17トンから20トンを予定しています。

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