レンジャーズ・シーガーが7戦7発の大暴れ 12号は逆転3ランに

【ダイヤモンドバックス2-4レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

日本時間5月29日、昨季王者のレンジャーズは本拠地グローブライフ・フィールドでダイヤモンドバックスとの2連戦がスタート。昨年のワールドシリーズの再戦となった一戦は4対2でレンジャーズが逆転勝利を収めた。レンジャーズ2番手のアンドリュー・ヒーニーが2回1/3を無失点に抑えて今季初勝利(6敗)を挙げ、5番手のカービー・イェーツは8セーブ目を記録。ダイヤモンドバックス先発のブランドン・ファートは痛恨の一発に泣き、7回6安打4失点で4敗目(2勝)を喫した。

レンジャーズは故障者リストから復帰したネイサン・イオバルディが先発したが、2回表にペイビン・スミスのタイムリー二塁打などで2失点。3回5安打2失点でマウンドを降りた。しかし、3回裏にジョシュ・スミスのタイムリーで1点を返すと、5回裏一死1・3塁のチャンスでコリー・シーガーが12号逆転3ラン。昨年のワールドシリーズでMVPに輝いた強打者が勝負強さを発揮し、チームを逆転勝利に導いた。

5月中旬まで打率2割台前半となかなか調子が上がらなかったシーガーだが、日本時間5月20日のエンゼルス戦から4試合連続本塁打をマーク。同26日のツインズ戦では一発が出なかったものの、翌27日の同カードで今季初の1試合2本塁打を記録すると、今日の試合ではチームを勝利に導く貴重なアーチを放ち、これで直近7試合で7本塁打の大暴れとなっている。レンジャーズはここまで26勝29敗の借金3。強打の遊撃手の復調とともに、チームとしても浮上していきたいところだ。

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