キリアン・エムバペが『Sky Sport Italia』のインタビューに対応。セリエA屈指の名門への熱い想いを明かした。
25歳のフランス代表FWは先日、パリ・サンジェルマン退団を表明。新天地はレアル・マドリーで決定的と見られているが、もしイタリアに活躍の場を移すのであれば、選択肢は１つしかなさそうだ。
将来的なセリエAでのプレーの可能性を問われた際、エムバペは「どうなるかは分からない」と前置きしたうえで、こう語った。
「子どもの頃はミランのファンで、『いつかあそこでプレーする』といつも言っていたんだ。家族もずっとファンだから、セリエAとミランの試合は常に見ているよ。セリエAは素晴らしいリーグだ。来年はかなり多くのチームがチャンピオンズリーグに出場するよね。もしかしたら、そのうちの何チームかと対戦するかもしれないね」
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ロシア・ワールドカップで優勝、カタール・ワールドカップで準優勝を経験しているスターはまた、今夏のEUROに言及。タイトル再奪取に強い覚悟を示した。
「夢はいつも同じ、優勝だ。２年前はワールドカップで決勝に進出した。イタリアのような偉大な代表チームがいるから簡単ではないだろうけど、僕たちはハングリーだ。ワールドカップとネーションズリーグは優勝した一方で、EUROではまだだ」
ちなみにエムバペは今季、チャンピオンズリーグのグループステージでミランと対戦。ゴールも奪っている。
いつの日か、敵として交わるのではなく、赤黒のユニホームに袖を通す日は来るだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
