NEMOPHILA、約5年ぶりとなるWildSideTokyo公演のレポート到着

NEMOPHILAが、5月28日に約5年ぶりに原点ともいえるWildSideTokyoで【ワイサイ爆誕 !! 15周年おめ&ただいま~またここから始める第2章~】を開催した。

新体制となり、4人だけでもできるという確信のもとステージに立ったNEMOPHILA。mayu(Vo.)、葉月(Gt.)、ハラグチサン(Ba.)、むらたたむ(Dr.)の4人のパフォーマスは自由に溢れ、それでいながらのアイコンタクトも冴え渡るフォーメーション、ヘビーでグルーヴのある確かな出音、以前よりもバンド感溢れるキレのあるパフォーマンスを魅せてくれた。

ギターソロもメンバー全員でアイディアを出したというアレンジで、葉月のギターはアグレッシブに攻め煌びやかに舞った。1曲目はNEMOPHILAの真骨頂とも言える和を取り入れたナンバー「OIRAN」。お立ち台で和を奏でるハラグチサンのベースソロ、ブルータルなリフとヘビーリフ、葉月の流麗なソロが唸る。「RISE」「鬼灯」「ZEN」と息するまもないくらい、グイグイお客を引っ張っていくエネルギーがクラップと歓声に変換され、会場を包み込む。

中盤の「ALIVE」からmayuがギターを披露するというサプライズも。「YELL~軌跡~」では葉月のソロのニュアンスが今まで以上に凛とした佇まいで、かつメロディアスに響き渡る。mayuが客を煽り盛り上がり加速する。

後半は「雷霆-RAITEI-」「DISSENSION」「REVIVE」とNEMOPHILA鉄板の3曲だ。低重心のサウンド、白熱するステージパフォーマンス、抜群のリアクションで受け止める観客。よりディープでヘビーに、そしてよりカッコ良く自由になっていく、新しいNEMOPHILAを目の当たりにした。

「5年たってまたここで始められて嬉しいです。4人でやっていく覚悟です。あとはもう突っ走るだけ」とmayuの声でライブは幕を閉じた。

ライブ後の楽屋で「後ろからメンバーを見ていて今までとは違う安心感があって本当にたのもしく、カッコ良いなーって凄く思います」とたむが言ってた言葉が印象的だ。覚悟と思いっきりの良さ、努力という裏付けがあって今日のステージだったと強く思った。6月にスタートする対バンツアーがどこまでバンドとしての成長の軌跡となるのか、4人での最高がどこまでブーストするのか、1本1本この対バンツアーを観たいという衝動に駆られた夜だった。

◎公演情報
【ワイサイ爆誕 !! 15周年おめ&ただいま~またここから始める第2章~】
2024年5月28日(火)
東京・WildSideTokyo
<セットリスト>
M1.OIRAN
M2.RISE
M3.鬼灯
M4.ZEN
-MC-
M5.AMA-TE-RAS
M6.Justice
M7.STYLE
-MC-
M8.ALIVE
M9.YELL~軌跡~
M10.Waiting for you
-MC-
M11.OSKR
M12.Change the World
M13.Hammer Down
-MC-
M14.雷霆-RAITEI-
M15.DISSENSION
M16.REVIVE
EC.Seize the Fate

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