加護亜依、キャバ嬢として170万円を売り上げる 「恋愛レボリューション21」も披露した『愛のハイエナ2』10話

“愛”をテーマに人間の『欲望』をあぶり出し、つい覗き見したくなる“瞬間”にしゃぶりつく遠慮を知らないドキュメントバラエティ『愛のハイエナ2』。その第10話が放送された。

10話の見どころは、元アイドルの加護亜依が六本木のキャバクラに体験入店するという単発企画。今回、加護が入店したのは東京・六本木にある「JUNGLE TOKYO」。同店には、150人のキャストが在籍。その1人ひとりが10万人以上のフォロワーを所有しており、彼女たちが呟けば1500万人に一気に営業できるという、日本一影響力があるお店だ。

そんな盛り上がりのある店に来る客層の8割は経営者。芸能界を目指したり、「将来自分の店を持ちたい」と話すキャストの頑張りを見て、応援する客が多く、超高単価の推し活が繰り広げられていた。

そのため、加護が席につくなり50万円するアルマンドレッドが“体験入店祝い”で送られるのは当たり前。50万円クラスのシャンパンがバンバン開けられる大盤振る舞いっぷりだ。

これには加護もノリノリの様子。アイドル時代の楽曲「恋愛レボリューション21」「ミニモニ。ジャンケンぴょん」を歌いながら、シャンパンを煽って見せると、スタジオメンバーは「これ、初めてではなさそうやな」と反応。加護の小慣れた様子を笑っていた。

この頑張りもあり、この日の加護の売り上げはなんと170万円。結果を聞いた加護は驚いた表情を見せ「どんなに不景気だってって歌ってましたけど、景気いいんだなと思っていました」とコメントした。

番組の後半では、ヒモを買いたい女性たちが本気でヒモを探す「私のヒモになってください。」の第2弾が放送。コーナー名の通り、ヒモを買いたい女性とヒモになりたい男性が1泊2日かけて理想の相手を探すという内容が繰り広げられた。

今回は、2日目の朝に行う投票タイムで誰からも投票されなかった場合、脱落となるということもあり、男性たちも本気の様子。だからといって、グイグイと女性に「2ショットで話がしたい」と誘わないのは、この恋愛リアリティならでは。とはいえ、2人っきりになった時に「顔が好き」「大好き」と言ったりと、初日よりは最終的な様子が見られた。

また、印象的だったのは、女性たちがヒモに求める条件、見る部分がそれぞれだということ。たとえば、キャバ嬢のにこは最終的には恋人になることも視野に入れているそう、一方の営業職・まみは約束だけは守って欲しく、家事を手伝うというよりも趣味の際に一緒に盛り上がってくれる人がいいと発言していた。スナック経営・りおは、顔が良くて一緒にいてくれる人を求めていた。メンヘラ度が気になるのは、インフルエンサー・あいり。自分のヒモが他の女の人にも行ってしまうのは、おもしろく思わないようだ。

そんな一夜を過ごして、次の日の脱落者発表では10人中4人が脱落するという結果に。果たして、ここから6人を養ってくれる先は見つかるのか。来週以降も見逃せない。

(文=於ありさ)

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