竹中直人の芸能活動40年を振り返る自伝的エッセイ集『なんだか今日もダメみたい』刊行へ

『のだめカンタービレ』『Shall we ダンス?』では俳優として活躍しつつ、映画監督やミュージシャンとしても活動する竹中直人のエッセイ集『なんだか今日もダメみたい』が6月24日に筑摩書房より発売される。

俳優業、監督業、音楽業と多彩なジャンルを独自のスタイルで進み、そのユーモアあるキャラクターはカルチャー界のレジェンドたちからも愛され、若手たちからは慕われるーー。そんな竹中が芸能活動40年を経た今明かす自伝的エッセイ集。

忘れられないあの日の光景、多種多様な交友関係から生まれるハチャメチャなエピソード、夢で見た不思議な出来事、大好きな映画からのインスピレーション……。独特な感性と思考、創作の根源を覗き見るような破天荒かつ繊細、そしてちょっぴりカオスな竹中ワールドとは。

これまで明かされることのなかった「表現者・竹中直人」に出会える1冊だ。

■著者情報
竹中直人(たけなか・なおと)
1956年3月20日生まれ。神奈川県生まれ。俳優、映画監督、ミュージシャンなど幅広く活躍。91年には主演も務めた初監督作『無能の人』がヴェネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞、第34回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞したほか、監督作・出演作で受賞歴多数。その他の監督作に『119』(94)、『東京日和』(97)、『連弾』(01)、『サヨナラ COLOR』(05)、『山形スクリーム』(09)、『R-18 文学賞 vol.1 自縄自縛の私』(13)、『ゾッキ』(21)、『∞ゾッキ平田さん』(22)、『零落』(23)、『たてこもり』(24)がある。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

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