中国ソフトウエア業の売上高、1~4月は11.6%増

海南自由貿易港(自貿港)生態ソフトウエアパーク。(資料写真、海口=新華社記者/楊冠宇)

 【新華社北京5月29日】中国工業情報化部は28日、ソフトウエア・情報技術サービス業は1~4月に安定した動きをみせたと明らかにした。売上高は前年同期比11.6%増の3兆8千億元(1元=約22円)と高めの伸びを維持し、利益総額は14.3%増の4314億元だった。

 ソフトウエア製品の売上高は8.7%増の9127億元で、産業全体の24.1%を占めた。うち産業用ソフトウエアは8.7%増の846億元となった。情報技術サービスの売上高は13.2%増の2兆4983億元で65.9%を占めた。うちクラウドコンピューティングとビッグデータサービスは合わせて14.3%増の4107億元で、情報技術サービス全体の16.4%を占めた。集積回路(IC)設計は11.3%増の989億元、電子商取引(EC)プラットフォーム技術サービスは4.5%増の2880億元。情報セキュリティー製品・サービスは9.3%増の520億元、組み込みシステム・ソフトウエアは8.4%増の3275億元だった。

 ソフトウエアの輸出額は0.4%減の154億9千万ドル(1ドル=約157円)となり、減少幅が縮小した。

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