【清水】ルーカス・ブラガに「メキシコとブラジルのチームが注目」

保有権はサントス。買い取りオプションが付くものの「エスパルスが権利を行使するかどうかはまだ分からない」。

J2リーグ清水エスパルスでプレーするブラジル人MFルーカス・ブラガ(Lucas Braga)がこの夏の移籍マーケットで、メキシコ、さらに母国ブラジルのチームから注目されているという。ポルトガル語メディア『ボアビップ・ブラジル』が5月28日に報じた。

ブラジル2部サントスFCから今年1月に期限付き移籍で清水へ加入したルーカス・ブラガは、これまで右MFを主戦場にリーグ16試合・4得点を記録。リーグ首位に立つチームで貴重な得点源となっている。レンタル期間は今シーズン末まで。

同メディアによると、清水は買い取りオプションがあり、200万ドル(約3億1000万円)を支払えば完全移籍で獲得できるということだ。

一方、ジャーナリストのチアゴ・フェルナンデス氏のソーシャルメディアでの発信を引用。このウインガーについて、「メキシコとブラジルのチームが次の移籍市場での獲得に向けて、ルーカス・ブラガをチェックしている」と報じている。

保有権を持ち2026年4月まで契約しているサントスだが、ルーカス・ブラガは現在のところチームの構想外にあるという。それでもまだ1部昇格を目指す戦いの最中にあり「清水エスパルスが権利を行使するかどうかはまだ分からない」と見ている。そのため選択肢として、他国リーグへの移籍も視野に入っているようだ。

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開幕前にV・ファーレン長崎との二重契約問題で揺れたファビオ・カリーレ監督率いるサントスだが、現在ブラジル・セリエBの首位に立っている。前鹿島アントラーズのディエゴ・ピトゥカも4-4-2のボランチのレギュラーとして活躍している。

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