5月29日午前11時頃、静岡県伊東市富戸の門脇崎付近の海でで「男性1人が海に浮いており、『助けて』と声を上げている」と吊り橋を管理している伊東市観光協会の人から、118番通報がありました。
下田海上保安部によりますと、海に漂流したのは東京都西東京市の男性(49)で、ライフジャケットを着用していたということです。通報からおよそ1時間後、静岡県消防防災航空隊のヘリが男性を吊り上げて病院へ搬送しましたが、その後、男性の死亡が確認されました。
男性が浮かんでいたのは、沖合から30メートル付近、水深10メートル以下の岩場の近くで、普段は釣りをする人の姿もある場所だということです。
海は、28日から29日にかけての大雨や風の影響で、うねりが高かったとみられています。
