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モンツァのイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)は、ユベントス移籍へ心の準備ができているようだ。
ミラノ生まれでインテルの下部組織にて育ち、通算5回ものレンタル放出、セリエBおよびセリエCでの修行期間を経て、完全移籍先のモンツァで正守護神となったディ・グレゴリオ。
今季セリエA33試合出場で14回ものクリーンシートが評価され、24日発表のセリエA最優秀GK賞に選出。実はインテル保有の時代にレンタル先でセリエBとセリエCでも最優秀GK賞を受賞しており、イタリアのトップカテゴリー3つで個人タイトルを獲得した叩き上げだ。
そんなディ・グレゴリオ、ここ最近は移籍金総額2000万ユーロ(約34.1億円)前後でユベントスへの完全移籍が近いと報じられており、一部ではヴォイチェフ・シュチェスニーの定位置を譲り受ける前提との見立ても。
イタリア『Sportitalia』の取材に応じた代理人、アルベルト・ベッローニ氏は、「まだ決まっていない」としつつも、本人ともどもユベントス行きの準備が整っていることを明かした。
「来季はまた違うことになるだろうが、少なくとも今季の彼は、ヨーロッパの全GKでトップ5に入るパフォーマンスだった。統計がそれを証明し、彼自身も納得感を持つ。真に素晴らしい選手の仲間入りを果たしつつあるね」
「注目度の高まりにも冷静に対処してきたようだ。報じられるなかで唯一の小さな真実は、ユベントスと話し合いを進めてきた、というもの。交渉がまとまったとは言ってない。今は全てのクラブが人事面を整理する時期…ミケーレは休暇に入る」
「何か具体的な動きはおそらくあるだろう。モンツァを離れる可能性があり、彼はそうなることに前向きだ」