盗んだ商品は転売か…狙われた「ゲンキー」 5店舗で連続窃盗の被害、カメラが捉えたわずか7分の犯行

メ~テレ(名古屋テレビ)

愛知、岐阜のドラッグストアで連続窃盗。化粧品などの高額商品を狙った窃盗、防犯カメラが捉えた犯行はわずか7分でした。

20日の未明、愛知県あま市のドラッグストアに1台の車が… この時間、店は閉まっています。中から出てきたのは、怪しい4人組。 トランクから、バールのようなモノを取り出し、店へと近づいていきます。すると自動ドアを、無理やりこじ開け店の中へ。 さらにもう1枚、自動ドアをこじ開けようとしますが、最終的にガラスをたたき割り、3人が売り場へと入っていきます。 侵入した3人は、一目散に店の奥へと走っていき、持っていったカバンに、棚の商品を詰め込んでいきます。 見張り役とみられる人物にカバンを手渡すと、再び売り場へ…。 店の防犯カメラが捉えた犯行の様子。車が店を立ち去るまでわずか7分でした。

盗まれた商品の行方は「転売」?

被害にあったのは「ゲンキー七宝下之森店」。店によると盗まれたのは、化粧品など約500点で、被害総額は約170万円です。 Q:化粧品が狙われた理由は?ー 「一番ゲンキーの中でも高いというのもあるが、転売しやすいのが1番ある」(ゲンキー七宝下之森店 鶴見綾香店長)

犯人は同一犯か?狙われる理由は…

実はここ最近「ゲンキー」では同様の被害が相次いでいます。 あま市の事件があった約1時間前には、岐阜県海津市の店舗で、さらにその5日後。先週土曜日の25日には、3店舗で被害が相次ぎました。 同一犯による犯行かどうかは、わかっていませんが…。 Q:なぜゲンキーがたて続けに狙われた? 「ゲンキー自体が絶対に同じレイアウトになっているので、入るルートが確立しやすい。どこに行っても同じ場所に同じ商品が置いてあるので、盗みやすいと思われたのではないか」(鶴見店長) ゲンキーの運営会社は、警察に被害届を提出し、警察は窃盗事件として捜査しています。

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