転売目的でスマホをだまし取った疑い 群馬県警が夫婦逮捕

 群馬県警警備1課と館林署は28日までに、いずれも詐欺の疑いで、板倉町の自称リサイクル業の政治団体代表の男(42)、同団体会計責任者で男の妻(24)の両容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑は共謀して昨年1月18日午後3時25分ごろ~同4時20分ごろ、埼玉県内の携帯電話販売店で、代金を支払わずに転売する目的でスマートフォン2台(販売価格計38万1850円)の購入を申し込み、だまし取った疑い。

 県警によると、男は黙秘し、男の妻は「買ったことは覚えているが、その他のことは覚えていない」などと容疑を否認している。翌19日に東京都内の携帯電話の中古買い取り店に約29万円で転売したとみられる。

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