近畿大学が看護学部(仮称・設置構想中)新設 2026年4月新キャンパスに設置予定

近畿大学は看護学部(仮称)の設置予定を発表した。2026年4月、医学部および近畿大学病院が移転計画を進めている新キャンパス(大阪府堺市)での設置を予定している。設置が決まれば近畿大学16番目の学部となり、新たな学部を開設するのは2022年の情報学部以来4年ぶり。

近畿大学医学部・病院は50年にわたり、「医学部」「近畿大学病院」「看護専門学校」によって、地域の保健医療福祉の発展に貢献してきた。看護学部(仮称)では総合大学としての強みを生かして専門職や当事者らと共に創る組織的な医療・ケアを推進。建学の精神に基づき、人に愛され、信頼され、尊敬される「近大スマートナース」を育成する。

看護学部(仮称)は看護学科(仮称)1学科制で、入学定員は110名を予定する。看護師・保健師の国家試験受験資格が取得できる。1年次から実学教育を重視したカリキュラム構成を行うほか、キャリア支援の一環として、将来像を想定した専門能力の進化を目指し、特定のスキルを自由科目として学べるマイクロクレデンシャル※の導入も検討する。学部長には2024年3月まで日本赤十字九州国際看護大学学長を務める小松浩子氏が就任予定。

キャンパス予定地は大阪府堺市「泉が丘」で、泉北高速鉄道「泉ケ丘」駅から約550m、徒歩約7分で大阪市内中心部からのアクセスも約30分と良好な立地。このキャンパスには2025年11月に医学部と近畿大学病院が移転することになっている。

なお、設置計画は予定であり、変更になる場合がある。

※学修内容をより細分化し、選択した領域で細分化された単位ごとに個別に認証すること

参考:

【近畿大学】近畿大学 看護学部

© 大学ジャーナルオンライン