トーマス・ミュラー「フリックのバルセロナでの成功を願っている」

バルサにドイツ人指揮官、今日にも正式発表へ。

二転三転したチャビ監督の退任決定に伴い注目されていたスペイン1部FCバルセロナの2024-25シーズンの指揮官人事だが、前ドイツ代表指揮官であるハンジ・フリックことハンス=ディーター・フリック(Hans-Dieter “Hansi” Flick)氏の就任が決定的となった。5月29日にも発表される。

ハンジの就任確定に伴い、『マルカ』は5月28日、バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表FWトーマス・ミュラーのコメントを紹介。FCバイエルン・ミュンヘンでは2019-20、2020-21シーズンのリーグ制覇を果たし、ドイツ代表でも4年間ともに戦ってきた。

フリック監督をよく知るミュラーは「バイエルンも、バルセロナもプレッシャーがとてもかかるホットスポットだ。バルサでもその感情を再び経験することになるだろう」とメガクラブだからこその重圧に触れ、「きっと成功すると願っている」と期待を寄せている。

昨年日本代表に敗れたあとドイツ代表史上初の監督解任に。その後フリーとなっていたが、2024-25シーズンに向けて、古巣であるバイエルン、マンチェスター・ユナイテッドなどが”獲得”に動いていた。いずれも具体的なオファーには至らずにいたなか、一転して、一時は留任すると見られたチャビ監督の退任が決まったバルサに就任することになった。

フリック監督は論理に基づいたポゼッションスタイルをベースとしているだけに、バルサとの親和性は感じられる。とはいえ果たしてドイツ人指揮官が情熱的なバルセロナで、結果を残しつつ人々を魅了できるか。

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いきなり厳しい目にさらされるなか、さっそく新シーズンに向けて、まず補強に乗り出す。

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