ソープランド経営者ら5人逮捕 売春を知りながら個室提供の疑い

滋賀県警本部

 滋賀県警生活環境課などは29日、売春防止法違反(場所提供)の疑いで、大津市などで複数のソープランドを経営する会社役員(64)=大津市=ら30~60代の男5人を逮捕した。

 5人の逮捕容疑は、共謀して昨年10月11日~今年3月6日、大津市苗鹿3丁目のソープランドで、ホステスが不特定の客に売春することを知りながら、客から料金を徴収して店内の個室を提供した疑い。認否は明らかにしていない。

 県警によると、会社役員は京都や滋賀などで14店舗を展開する性風俗店グループのオーナーとみられる。売り上げが暴力団などの資金になっている可能性があるとみて調べる。

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