【侍ジャパン】井端監督が巨人―ソフトバンク戦を視察 周東佑京、岡本和真、山﨑伊織に注目

巨人・阿部監督と会談した井端監督(中)と吉見コーチ

侍ジャパンの井端弘和監督(49)が連覇を目指す11月の「プレミア12」に向け29日、巨人―ソフトバンク戦(東京ドーム)を視察した。

試合前練習中に巨人・阿部監督、ソフトバンク・小久保監督らと会談した井端監督は「ソフトバンクさんは首位を走られてますしポテンシャルの高い選手は多いと思います。ジャイアンツはピッチャーを踏まえて若い選手が元気かなと思います」と視察を振り返った。

そのうえでソフトバンクでは周東佑京外野手(28)に注目。「(周東は)初めて今、開幕から出続けている状態だと思うので。1シーズンこのままレギュラーとしてやってもらえれば、非常にありがたいと思いますし、ジャパンでもスタートを切るのが見えてくるのではないかと思ってます」と侍での切り込み隊長役として期待した。

また巨人では「岡本(和真)選手も実績ありますしね、WBCでも5番6番辺りでいいホームランを打ってましたので、レギュラーシーズンをケガなく終えてほしい。どんどん調子を上げてくれればいいかなと思います」と話すと、若手では「昨日、先発した山崎(伊織)投手辺りは昨年から力をつけてきて今年も素晴らしい投球見せてくれてますのでね、十分に候補かなと思います」と4年目右腕の名前を挙げた。

この日、「プレミア12」の試合日程が発表された。予選2戦目が韓国戦(11月15日、台北ドーム)に決まったが、井端監督は「韓国、台湾と続きますし、この辺は出てくるメンバーが決まればしっかりと投げてきそうなピッチャーだったり野手というのはチェックしておかないといけないかなと思います。予選で2チームしか(スーパーラウンドに)出られないのでほぼ負けられない。とにかく(予選)5試合全力で戦いたいと思います」と2連覇に向け前を向いた。

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