米国の覇権主義が人道危機生み出す 中国「米国人権侵害報告」

米国の覇権主義が人道危機生み出す 中国「米国人権侵害報告」

米マサチューセッツ工科大学(MIT)で、ガザ地区への軍事侵攻の停止を求める反戦デモに参加する人たち。(5月3日撮影、ボストン=新華社配信/朱子于)

 【新華社北京5月29日】中国国務院新聞(報道)弁公室は29日、米国における人権侵害の真相を暴いた「2023年米国人権侵害報告」を発表した。米国は長期にわたり覇権主義、一国主義、強権政治を行ってきたとし、次のように指摘した。

 米国が海外で発動した戦争が、永続的な人道的災害を生み出している。米国は「外国の代理人」計画を通じて他国の主権と人権を侵害し、クラスター爆弾などの兵器を他国に供与し続け、地域の緊張と武力衝突を激化させ、多数の民間人死傷者と深刻な人道危機を引き起こしている。

 悪名高いグアンタナモ収容所が今も運営されている。米国は長期にわたって一方的制裁をみだりに科しており、制裁数は1950年以降、世界で最も多く、深刻な人道的結果をもたらしている。

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