【不動産投資】タワーマンション(タワマン)に資産価値「リセールバリュー」を感じる人の割合は?【LIMO独自調査】

タワーマンションの魅力は、利便性の高さや高級感だけでなく、リセールバリュー(売却するときの資産価値)の高さにもあります。

不動産投資を考えるうえでも、タワーマンションのリセールバリューは魅力的な選択肢の一つです。

では実際、タワーマンションの資産価値に魅力を感じる人はどれくらいいるのでしょうか。

そこで、くらしとお金の経済メディア「LIMO」ではメールマガジン会員を対象に、「タワマンの何を魅力に感じるか?」を聞くアンケートを5月に実施。その調査結果をご紹介します。

記事の後半ではタワーマンションの市場動向についても解説していますのでぜひ最後までご覧ください。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

タワーマンションで魅力に感じる点を教えて! 独自アンケート調査の設問リスト

設問:以下の中から、タワーマンションで魅力に感じる点を教えてください(複数回答可)

  • 夜景が綺麗
  • 昼の眺望が良い
  • 高いセキュリティ・機密性
  • 資産性・リセールバリューが高い
  • 豪華な共用施設(プール・サウナ・スパ・レストランなど)
  • 広い間取り
  • 自慢できる、ステータスがある
  • 家族・友人を呼んでパーティーができる
  • その他

設問:どれくらいの世帯年収があればタワーマンションに住める、住みたいと思いますか?

  • 2000万円超
  • 1501-2000万円
  • 1001-1500万円
  • 901-1000万円
  • 801-900万円
  • 701-800万円
  • 601-700万円
  • 501-600万円
  • 401-500万円
  • 301-400万円
  • 300万円未満
タワーマンションで魅力に感じる点を教えてください(複数回答可)

タワーマンション「資産性・リセールバリューの高さ」が魅力とした人は2割弱

「タワーマンションで魅力に感じる点を教えてください」という設問に対して、「資産性・リセールバリューが高い」と回答した人は15.9%でした。

上位は「夜景が綺麗」(22.7%)、「昼の眺望が良い」(18.2%)と、高層マンションならではの景色に魅力を感じる人が多いことがわかりました。

また、「どれくらいの世帯年収があればタワーマンションに住める、住みたいと思いますか?」という設問に対しては、1001万円以上と回答した人が全体の約7割を占めました。

その内訳は多い順に、「1001-1500万円」が37.5%、「2000万円超」が38.2%、「1501-2000万円」が15.6%でした。

不動産投資では「住んでから投資」を行う方もいらっしゃいますが、住むにしてもタワーマンションには多くのお金が必要と考える人が大半であることがアンケート結果からも明らかでした。

2024年以降に建設・計画されているタワーマンションの数は?

最後に、タワーマンションの市場動向についてご紹介します。

株式会社不動産経済研究所の調査「全国超高層マンション市場動向 2024年3月末現在」によると、2024年以降に全国で建設・計画されている20階建て以上の超高層マンション(タワーマンション)の数は約11万2000戸に達します。

前回の調査時(2023年3月末時点)に比べて約1万5000戸増加しており、タワーマンションの人気の高さが読み取れます。

またタワーマンションの人気は首都圏や近畿圏といった中心地に限らず、福岡県(2040戸)、愛知県(2022戸)という具合に地方都市にも見ることができます。

2024年以降に全国で建設・計画されている20階建て以上の超高層マンション(タワーマンション)の数

まとめにかえて

今回の独自調査の結果では、タワーマンションの資産性・リセールバリューの高さに魅力を感じる人は2割弱でした。

読者の皆さんはいかがでしょうか。

今後もLIMOではメルマガ会員向けにあらゆるアンケート調査を実施し、コンテンツとして配信していきます。

  • 今回のアンケート実施期間:2024年5月上旬
  • 今回のアンケート回答者数:32名

参考資料

  • 株式会社不動産経済研究所「全国超高層マンション市場動向 2024年3月末現在」

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