岡山県内で自転車の絡む人身事故は昨年より増加の439件 警察署とネッツトヨタ岡山が自転車の安全運転を呼びかけ

自転車の利用者に対する「交通ルール遵守」や、「用水路への転落防止」を呼びかける啓発活動が岡山市南区で行われました。

(警察官)
「5月は自転車の交通安全月間となっておりますので、注意してやってください」

啓発活動は警察と、交通安全の啓発に力を入れるネッツトヨタ岡山が協力して実施しました。今年、岡山県内で起きた自転車が絡む人身事故は439件で、昨年の同じ時期と比べて64件増えています。用水に転落して死亡した事故も2件あり、きょう(29日)はヘルメットの着用や交通ルールの遵守を呼びかけました。

(岡山南警察署 遠部英治交通官)
「一時停止場所では、ちゃんと一時停止をする。また、2人乗りをしない。携帯電話を使用しての利用はしない。ちゃんとしたルールを理解して守ってもらって、そして事故の無いように運転してもらいたい」

警察では梅雨に入ると水位が増し、用水路と歩道の境目が見づらくなるため、しっかり注意して通行してほしいと話しています。

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