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ドルトムントが、シュツットガルトのドイツ代表DFヴァルデマール・アントン(27)獲得に動く構えだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。
ドイツ代表DFニクラス・ジューレの不振に加え、同DFマッツ・フンメルスの去就が不透明なドルトムントは、来シーズンに向けてセンターバックの補強が優先事項のひとつとなる。
報道によると、チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出によって少なくない補強資金を得たクラブは、国内で活躍する27歳DFの獲得に動いているようだ。
シュツットガルト主将には現在、2250万ユーロ(約38億3000万円)の契約解除条項が設定されており、ドルトムントはその条項を行使しての獲得を目指しているようだ。
ただ、現時点でアントンがシュツットガルト残留を希望するのか、ドルトムントへのステップアップを望むかに関しては不明となっており、今後の動向により注目が集まるところだ。
ハノーファーの下部組織出身のアントンは、2015年7月にファーストチームに昇格。ハノーファーでは、センターバックを主戦場に守備的MFや右サイドバックもこなす万能型の守備者として活躍。
2020年7月に完全移籍で加入したシュツットガルトではセンターバックを主戦場にプレーし、3バックと4バックを併用するチームのディフェンスラインの要を担う。今シーズンはブンデスリーガ2位と大躍進したチームでハイパフォーマンスを披露し、今年3月にA代表デビューを飾ったドイツ代表ではユーロ2024のメンバーにも入っている。