「やめた方がいいんじゃないか」福島駅東口再開発で市の負担額80億円増加 議員から厳しい声

福島駅東口の再開発について、福島市の木幡市長が30日市議会に対し今後の方針を説明しました。市の負担が80億円程度増えることが明らかになり、議員からは、「やめたほうがいいのでは」などと厳しい声が相次ぎました。

福島市議会議員「これ以上民間に負担をかけるのであればやめちゃった方が良いんじゃないですか」
福島市議会議員「市民の理解が得られないそういったところなんじゃないか」

福島駅東口の再開発計画を巡っては、建設コストの高騰などでこれまで何度も見直しが検討されていて、市と再開発組合が29日、議会に対して今後の方針を示しました。

それによりますと、当初490億円あまりを見込んでいた総事業費は、550億円から580億円まで膨れ上がりました。

事業費の増加に伴い当初190億円だった市の負担額も50億円から270億円と80億円近く増えることが明らかになり、議員からは批判が相次ぎました。

真田広志市議「どういったコンセプトでどういった効果が見られるかそういったものが一切見えてこないそういった状況で良いのかと改めて感じた」

木幡市長「贅沢をしないでそれなりに個性のあるものをつくるとしたらこれぐらいはかかるということをご理解頂いたうえで余分な経費が生じないように努力して市民の皆さんのご理解を頂いていきたい」

木幡市長は、この計画案を6月議会に提出するとしています。



© 株式会社テレビユー福島