秋田沖で洋上風力発電事業を行う大手企業が様々な分野で地域課題の解決に取り組んでいる成果を発表しました。
大手総合商社の三菱商事と丸紅は秋田県と連携して風力発電以外の分野で地域課題の解決策を考える会議に2023年から参加しています。
県などは2023年夏、2社に108の連携テーマを提示。その中から県産品の販路拡大を狙いそれぞれの社員食堂で県産食材を使ったメニューを提供するなどの取り組みが行われました。
また、三菱商事は男鹿海洋高校の生徒が商品開発に携わった未利用魚「シイラ」のジャーキーが好評だったことなどを紹介しました。
秋田港と能代港の事業に出資する丸紅はキャリア教育支援のため社員が高校で特別授業を開いたことなどを伝えました。
この会議には2024年度から新たに伊藤忠商事とENEOSジャパン・リニューアブル・エナジーが加わり、作業服や事務用品などで県内企業を起用したり、メンテナンス人材の育成をしたりする方針です。