柏崎市消防本部は、2023年10月の訓練事故以降、中止していた水難救助訓練の再開を議会に報告しました。
2023年10月に26歳の隊員が潜水訓練中の事故で死亡したことを受けて、柏崎市消防本部は隊員の訓練を中止していました。29日、柏崎市議会の総務常任委員協議会に出席した消防本部の担当者は、水難救助訓練の再開を報告。第三者委員会から「安全性よりも効率性を優先する体制があった」と指摘されたことを受けて、安全を最優先にする組織風土の構築や体調管理情報の共有などを徹底するとしています。
■柏崎市消防本部 小林晴久消防長
「市民の皆様には非常にご心配をおかけしているというところでございます。理解を求めながらご遺族の気持ちも含めて市民を守るということを大前提として、これからも取り組んでいきたいというふうに考えております。」
水難救助訓練は、6月11日から再開される予定です。