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5月31日から徳島県内各地で高校生たちの熱い戦い、徳島県高校総体が始まります。
「フォーカス徳島」では29日から3回に分けて、高校総体の注目選手やチームを紹介していきます。
1回目は、鳴門高校陸上部から注目の女子短距離ランナーを紹介します。
鳴門高校陸上部には、男子部員40人、女子部員20人、合わせて60人が所属しています。
2023年の県総体では、男子・女子ともに総合優勝し、個人の成績では県総体で11人、四国総体では3人が3位以内に入っている、県内屈指の強豪校です。
中でも特に注目なのが、3年生の長町碧泉(ながまち・あおい)選手。
女子短距離のキャプテンを務めています。
長町選手は、1年生の時に女子400mで県総体に出場すると見事6位入賞。
四国総体では3位に入り、インターハイでも準決勝まで勝ち進みました。
2023年、2年生の県総体で出場した女子100m、200m、400mで全て1位と、見事三冠を達成。
四国総体では200mで24秒53の大会新記録で優勝、400mでも優勝しています。
しかし、決勝進出を目指して臨んだインターハイでは、残念ながら200m、400mとも決勝まで進むことはできませんでした。
身長は157cmと決して恵まれた体格ではないものの、骨盤を使った大きなストライドと気持ちの強さで走ります。
(鳴門高校陸上部 長町碧泉選手(3年))
「高1のインターハイで400m準決勝までいって、高2こそは決勝残っていいところまで行こうと思ってたんですけど、なかなか全国のレベルは高くて。悔しい思いは、高2のインターハイでしました」
2023年のインターハイでは、スピード面で全国の選手との差を感じたという長町選手は、短い距離を繰り返し走る練習で、スタートからできるだけ早くスピードに乗るための練習に取り組んできました。
「38秒6、39秒5、41秒5」
この日は、120mをほかの選手と並んで走るトレーニングなどを行っていました。
(鳴門高校陸上部 長町碧泉選手(3年))
「県総体は、100mはベスト狙うんですけど、11秒台を出したいのと3位入賞を狙っていて、200mは24秒5台がベストなんですけど、24秒台でしっかり走って1位を取りたいです。インターハイは200m、400mで決勝に進んで、本命の400mは3位に入りたいです。(Q.自信は?)あります」
長町選手が出場する県高校総体の陸上競技は、6月1日から鳴門市のポカリスエットスタジアムで始まります。