パーオン率、FWキープ率80%超え! 前多愛が「やっとハマり始めた」安定感抜群のゴルフで狙う初V

ショット絶好調の前多愛。狙うはもちろん「優勝です」(撮影:福田文平)

<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第6戦 PGM CUP 事前情報◇29日◇セゴビアゴルフクラブ イン チヨダ(茨城県)◇6434ヤード・パー72>

「元々曲がるタイプじゃないですけど、今年は特に曲がってないです。先週の瑞陵での試合(第5戦「Sky New Try Ladies Cup」)は1回も外してません。それに、前よりピンを狙えるようになったんです」と話すのは、今季3試合に出場し、すべてトップ10に入っている前多愛(まえだ・めぐ)だ。

現在、フェアウェイキープ率は85.71%で全体2位。3試合以上出場している選手のなかではダントツだ。さらに、パーオン率は83.33%で全体1位。フェアウェイからしっかりパーオンさせてスコアを作る、教科書通りのゴルフを展開している。

しかし、昨年までは「グリーンに乗っても弾かれてしまうことが多かった」と、今の姿からは想像できない苦しいゴルフが続いていた。理由は「スピン量が少ない、低いドローだった」から。グリーンに着弾してもそのまま転がってピン奥に行ったり、それを警戒しすぎてショートしたりと、縦距離を合わせられなかった。

そこで、「滋賀県の実家から30分くらいのところでレッスンされていた」こともあって、セキ・ユウティン(中国)らのコーチを務める奥村竜也氏の元へ。「初めて行ったときに『かなりいいな』」と手応えを感じて通い続けると、「飛距離も伸びたし、しっかりスピン量が増えて、高いストレートからちょっとフェードくらいの球筋に変わった。やっとハマり始めました」。試合でも狙った通りにグリーンに止められるようになったことが好成績につながっている。

今大会の目標は「もちろん優勝です」と笑顔で一言。続けて、「私の課題は残り9ホールでスコアを伸ばしきれないこと。2日目の天気も怪しいので、初日からガンガン狙っていきたいと思います」。持ち前の安定感を存分に発揮しつつ、前半から攻める前多の姿に注目だ。(文・杉本夏希)

※マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。24年は14試合前後が予定。出場選手はポイントランキング、前回大会成績上位者、主催者推薦、ファン投票などにより決められる。

© 株式会社ALBA