晴天のもと旬の魚が10種30㎏も…室積海岸で中学生が地引網漁を体験~すまし汁で提供

すっきりとした晴天のもと、旬の魚が30キロほど捕れたそうです。

光市で29日、地元の中学生が地引網漁を体験しました。

この体験は子どもたちに地域や身近な産業について関心を持ってもらおうと山口大学附属光中学校が県漁協光支店と協力してはじめたもので、ことしで3年目となります。

生徒たちは声を合わせて重たい網を力いっぱい引っ張っていました。

なかには体を半分以上浸かって網を引っ張る生徒も・・・。

網はおよそ30分ほどで引きあがり、生徒たちは頑張って捕った魚を興味津々に見ていました。

今回はボラやイシダイ、チヌなどおよそ10種、30㎏ほどの魚が捕れました。

(生徒)

「掛け声とかもやったけど意外と重くて大変だった。」

「みんなで一緒に力を合わせてできるのが楽しかった。」

「僕たちが普段食べてる魚がこうやって捕られているんだと感謝の気持ちを持ちながらごはんを食べていきたい。」

捕れた魚は地元業者によって加工され後日、給食で「すまし汁」にして提供されるということです。

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