日本海中部地震から41年 様々な言語に対応した外国人向けの防災グッズを用意 秋田

秋田朝日放送

26日で日本海中部地震から41年となりました。当時と今とでは防災への意識も変わりました。私たちの暮らしも多様化するなかいつどこで起こるかわからない災害に備えてもらおうと外国人向けの防災グッズも増えています。

秋田県と秋田県国際交流協会は外国人向けの防災支援グッズを無料で配布しています。

2023年12月時点の県内に暮らす外国人は5213人で5年前と比べ1000人以上増えています。特に技能実習生としてやってくるフィリピンやベトナム、インドネシアなど東南アジア出身の人が増えていて日本語や英語が伝わらない人もいます。そうした状況にも対応するため様々な言語の防災グッズが用意されています。

被害想定や事前の備えなどが書かれている防災ハンドブックは英語のほか中国語やネパール語など8カ国語に対応しています。持ち運びやすいサイズの「Helpカード」は近くの人に見せることで状況確認や避難所に案内してほしいなどと伝えることができます。

防災支援グッズはアトリオン1階の県国際交流協会で受け取ることができます。

© 秋田朝日放送㈱