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後半開始早々の48分、交代表示は14番。国立競技場は騒然となった。
久保建英が所属するレアル・ソシエダは5月29日、東京ヴェルディと親善試合を戦った。
いつも通り4-3-3の右ウイングで先発した久保は、8分に絶妙のスルーパスを繰り出せば、18分にはドリブルで運んで、ホン・アン・デル・オラサガスティのシュートをお膳立て。30分にはワンツーで崩し、41分には股抜きから持ち込んでシュートと見せ場を作った。
だが、44分にウルコ・ゴンサレス・デ・サラテのミドル弾で先制して折り返して迎えた後半、日本代表MFはすぐにベンチに下がった。
なぜこの時間に?と思ったが、ベンチに下がった久保は、右ハムストリングを抑えてスタッフと話し、ドレッシングルームに下がった。違和感を感じたのかもしれない。
【画像】交代後にハムストリングを抑えてスタッフと話す久保
「もっと見たかった」
会場の誰もがそう思っただろう。だが、やむを得ない交代だったか。
取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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