キャベツの価格が下落傾向で1個270円 例年より未だ100円ほど高い状態

テレビ愛知

キャベツの価格が高騰しています。また、梅が初入荷も1キロの価格は例年より700円以上で高い状態。今後どうなるのか。名古屋市中区・大須にある生鮮食品館「サノヤ」の担当者に野菜の価格について話を聞きました。

●キャベツ 1個
店頭価格270円(仕入れ価格 前週比-50円)

サノヤ担当者:
「関東地方の春先の天候不順で、豊作な愛知県産も含めて全国的に値上がりしていました。ここにきて関東地方で出荷量が増え、全国的に価格が下がっています」

――例年に比べると100円ほど価格は高いそうですね。

「このあと雨の多い時期になるので、現状の価格で推移すると思います」

●ウメ 1キログラム
店頭価格1620円(前年比+700円~850円)

夏バテ予防に効果があるといわれているウメ。今のうちに取り入れていきたいですが、例年よりも700円~850円値上がりしています。

――なぜ、価格が高くなっているのでしょうか。

サノヤ担当者:
「暖冬でウメの開花が早まりました。不完全な状態で開花したため実が悪くなり、実が減少しました。また、3月に和歌山県でひょうが降った影響で、実が傷ついたり落ちたりして例年の6割程度しか出荷されていません。今後もこの価格で推移するかと思います」

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