ソシエダ久保、自身初の国立ゲームに喜び「同僚も雰囲気が良くて、来て良かったと言ってくれた」

ソシエダでプレーする久保建英【写真:徳原隆元】

ソシエダは2-0で勝利

スペイン1部レアル・ソシエダは5月29日、国立競技場でJ1東京ヴェルディと親善試合で対戦し、2-0で勝利した。右サイドで先発出場した日本代表MF久保建英は後半3分までプレー。試合後のフラッシュインタビューで、「チームメイトが(国立は)いいスタジアムで、雰囲気が良くて、来て良かったと言ってくれた」と明かした。

久保は右サイドからドリブルや正確なスルーパスでチャンスを何度か演出するも、直接得点には絡まず。それでもソシエダは前半終了間際にMFウルコ・ゴンザレスのミドルシュートが決まって先制に成功した。

1-0でハーフタイムを迎えたなか、久保は後半も引き続きピッチに登場したが、キックオフから2分あまりでMFミケル・ゴティとの交代を告げられた。後半開始直後での交代でボールに触る間もないうちの出来事だっただけに、国立競技場に足を運んだサポーターからは大きな拍手とともに思わずどよめきの声が上がっていた。

ソシエダは後半アディショナルタイム、途中出場のMFアルセン・ザハリャンが相手守備陣に囲まれながらもグラウンダーのミドルシュートをゴール左に流し込み、試合を決定づける追加点を奪い、2-0で勝利した。

試合後のフラッシュインタビューは、同世代の日本代表DF菅原由勢がインタビュアーを担当。久保は「実は今日は国立初めてなので、国立でプレーできて良かったです」と語り、「シーズンいろいろあって、アジアカップがあって、CL(チャンピオンズリーグ)があって、ジャパンツアーがあって、長いシーズンだった」と振り返った。

また、久保は「チームメイトがいいスタジアムで、雰囲気が良くて、来て良かったと言ってくれた。嬉しかった」とコメント。「時差ボケもありましたけど、僕たちも精一杯のプレーをしたつもり」と語っていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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