「鬼」など多彩なキャラ45点 矢掛、漫画家・鳥越さんが個展

来場者に作品を説明する鳥越さん(奥)

 岡山県矢掛町在住の漫画家・イラストレーター鳥越正子さん(42)による個展が29日、やかげ郷土美術館(同町矢掛)で始まった。初期から最新作まで多彩な45点が並んでいる。6月2日まで。

 2011年に連載漫画でデビューした鳥越さん。ネコを擬人化した「お仕事ねこちゃん」シリーズをはじめ、18年の西日本豪雨で自宅が被災した経験がベースの「鬼」シリーズなど、色鉛筆やアクリル絵の具で描いた個性あふれるキャラクターが画面にあふれる。

 最近のデジタル作品も紹介している。

 同美術館での個展が夢だったといい「楽しんでもらえればうれしい」と話している。午前9時~午後5時(2日は午後3時まで)。入場無料。

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