札幌・大通駅の定期券発売所、26年度移転 南側の区画へ 跡地は店舗に

 札幌市は2026年度、市営地下鉄大通駅の地下1階コンコースにある定期券発売所を同駅構内の別区画に移転する。現在の発売所前は、毎年春に定期券を求める人の行列ができ、通行人が行き交う際に支障が生じていた。現在より南側で通行量が少ない区画に移り混雑緩和を図る。市は跡地の利活用策として、飲食や物販などの民間事業者を呼び込み、にぎわい創出と財源確保を進める考えだ。

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