税関に様子のおかしい男、調べたら52台のiPhoneを体じゅうに隠していた―中国

中国でマカオから広東省珠海市に入ろうとした男が、未申告のiPhone52台を携帯していたとして摘発された。

中国でマカオから広東省珠海市に入ろうとした男が、未申告のiPhone52台を携帯していたとして摘発された。

税関当局によると、24日午前8時ごろ、「青茂口岸(税関)」の無申告レーンから入境しようとした男の様子がおかしいのを税関職員が気付いて止めた。検査したところ、男は粘着フィルムで腰や腹、太もも、すねなどに計52台のiPhoneを巻き付けていた。

税関当局は、「偽装、隠匿、虚偽の報告などによって国が輸送や携帯を制限している、または税金を納付すべき貨物を持ち込んだ場合は密輸行為に該当し、刑事責任を追及されることになる」と注意を呼び掛けた。

「青茂口岸」ではiPhoneを体に巻き付けて入境しようとするケースが相次いで起きており、今年2月には68台のiPhoneを持ち込もうとした男1人が、5月上旬には100台の中古iPhoneを持ち込もうとした男2人が、それぞれ摘発されている。(翻訳・編集/北田)

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