【ソフトバンク】オスナ打たれ延長12回サヨナラ負け 小久保監督「ピッチャーは責められない」

延長12回、サヨナラ打を打たれたオスナ

ソフトバンクは29日の巨人戦(東京ドーム)に延長12回の死闘の末、0―1で敗れた。ロベルト・オスナ投手(29)が吉川に痛恨のサヨナラ打をくらった。

両チームともホームベースが遠い試合だった。ソフトバンクは先発・大関が好投。6回には3者連続三振を奪うなど、2回以降は安打を許さない投球で、巨人打線を7回2安打無失点に封じた。

しかし、打線が大関を援護できず。2、4、6回と走者を得点圏に置きながら、あと1本が出ないまま、試合は延長戦に突入した。

0―0のまま迎えた延長12回に6番手としてオスナが登板。先頭の丸に左前打を許すと、犠打で走者を進められ一死二塁のピンチを招いた。ここで3番・吉川に153キロの直球を完璧に捉えられると、打球は右翼フェンスを直撃し、二塁走者が生還。サヨナラ負けを喫した。

小久保監督は「なかなか、同点の抑えは難しいですよね。ピッチャーは責められないと思います」とオスナをかばった。

4時間半に迫る接戦を落とし、痛い敗戦となったホークス。明日の試合をものにして、カード勝ち越しを決めたいところだ。

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