YOSHIKI会見に不審者が〝乱入絶叫〟 事務所は「セキュリティー面などの対策を強化」

YOSHIKI

世界的ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKI(年齢非公表)が5月17日に都内の有名ホテルで開いた会見に不審者が〝乱入〟していたことが分かった。ファンと思われる女性は絶叫するなど、会場は一時騒然となったという。

8月にディナーショーを開催することを発表するための会見でのことだ。YOSHIKIは4月26日に体調不良による入院を発表、5月10日に仕事復帰を報告してから初の公の場とあって、多くの報道陣が集まった。

女性が会場に〝乱入〟したのは会見終了後、報道陣によるYOSHIKIの囲み取材中。後方から突如姿を現した中年女性はYOSHIKIを囲む記者の後ろに来ると「このままだと死んじゃいますよ!」などということを叫んだ。女性は同様の内容を繰り返し絶叫した後、場の異変を察知したスタッフに取り押さえられ退出させられたという。

現場にいた関係者は「異様な雰囲気でした」と証言した。いち早く騒動に対応した現場スタッフの対応で、YOSHIKIや関係者にケガはなかった。

この件について所属事務所に問い合わせると、代理人弁護士を通して回答があった。

「当日は囲み取材中だった為、YOSHIKI本人は何を言われているかわかりませんでしたが、その方の精神状態を心配しておりました」

現在も世界を股にかけ活躍するYOSHIKIはまさにカリスマ的人気を誇っており、熱狂的なファンも多い。

前出代理人弁護士は「YOSHIKI本人もいつも口にしております通り、我々は日頃応援してくださるファンの皆様には大変感謝しております。しかし事務所としては、度が過ぎた誹謗中傷や悪質行為については、今後も警察および顧問弁護士とも連携の上、法的措置も含め毅然とした対応を続けてまいります。また、こうした状況を鑑み、今後セキュリティー面などの対策を強化していく所存です。応援してくださるファンの皆様には、これからも節度とマナーをもって、応援していただきたいと考えております」とした。

YOSHIKIは24日に自身のSNSを更新。8月のディナーショー以降に、医師の指導に基づき療養期間に入ると明かしており、依然体調が心配される。悪質行為に悩まされることなく、静かに療養に専念できることを願うばかりだ。

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