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バンカーが苦手な人は脱出することに精いっぱい。出すことに苦労しない人も飛距離のコントロールばかりに意識がいってしまっていませんか? まずは、球をどの高さに打ち出してピンにどう寄せるのか。それを具体的にイメージしましょう。今回は、バンカーショットの距離感が良くなるとっておきの方法を解説します。
ピンが近いときほどヒザを深く曲げる
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バンカーでは、打ちたい距離によってヒザの角度を変えましょう。まずは、ヒザを1センチ曲げたときの球の高さと飛距離(20~30ヤード)をチェック。次にヒザを2センチと3センチ曲げて、それぞれの球の高さと飛距離をチェックしてください。
ピンまで10~20ヤード
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ピンまで10ヤード以内
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ヒザを2センチ曲げると、ヘッドは砂の中に2センチもぐり、飛距離は10〜20ヤードに。3センチの場合は5〜10ヤードになると思います。こうしてヒザの角度を調整すれば、フェースの開き方や打ち方を変えなくても、飛距離のコントロールができます。ただし、体とボールの間隔が狭いとヒザを曲げにくいので、アプローチよりその間隔を広くしましょう。
POINT
深さ2センチのバンカーショットの場合
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ヒザを体感で2センチ曲げて、体の重心を下げる。ヒザを曲げたぶんだけ、ヘッドはボールの手前から自然に入り、砂が深く取れる。これで10~20ヤード飛ぶ。
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深さ3センチのバンカーショットの場合
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ヒザを3センチ曲げて、体の重心をより下げる。同じ打ち方でも砂が深く取れるので、飛距離が5から10ヤードになる。インパクトがゆるまないように振り抜こう。
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高橋佑弥
●たかはし・ゆうや/1997年生まれ、宮城県出身。東北高校時代に団体戦で全国優勝。中央学院大学ゴルフ部を経て、PGAティーチングプロの資格を取得。現在は首都圏を中心にレッスン活動をしている。