中日2年目がパに見せつける“早業” 指標でも存在感「4.0」…X仰天「荒木見てるみたい」

中日・田中幹也【写真:荒川祐史】

2年目の田中幹也が連日の好守

■西武 1ー0 中日(29日・バンテリンドーム)

中日の田中幹也内野手が連日守備でスタジアムを湧かせている。29日にバンテリンドームで行われた西武戦では、3回に一二塁間に抜けそうな打球を捌いてアウトに。「マジで荒木見てるみたいで感動してる!」「タナ神キヤ」と称賛の声があがった。

3回無死走者なしから古賀悠斗捕手が流した打球に滑り込むと、1回転して送球。難しい体勢だったが、ノーバウンドで一塁手の正面へ正確なボールを投じた。

亜大から2022年ドラフト6位で入団。昨年は右肩脱臼の影響で1軍機会はなかったが、今季はここまで45試合に出場。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、守備全般の貢献度を表す「UZR」は4.0で、巨人・吉川尚輝内野手に次ぐ2番目の数値を残している。

連日の守備にX(旧ツイッター)のファンも感服。「息を吐くように神守備するな」「捕球の確実性と捕球後送球までの早さと正確さは抜群」「ミッキーすごい!」「田中幹也、マジで毎試合ファインプレーしてない?」「GG賞狙える」と次世代を背負う23歳に興奮していた。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。

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