ロッテ執念のドローで連勝止まらず! 土壇場で追いつく粘り腰に真中氏「連勝中の勢いをすごい感じた」

◆ 12試合連続負けなし

交流戦2戦目のゲームはロッテとヤクルトともに譲らず、12回規定により引き分けとなった。昨日同様初回に先制点を許したロッテだったが、4回にはネフタリ・ソトのヒットと角中勝也のツーベースでチャンスメイクすると、佐藤都志也の内野ゴロと安田尚憲のタイムリーで逆転に成功。しかし5回には国立競技場での花火による中断のハプニングに動揺したのか、ロッテ先発の種市篤暉の制球が乱れもあり西川遥輝の内野ゴロと長岡秀樹のタイムリーで試合をひっくり返された。窮地に陥ったロッテだったが、9回1アウトから小川龍成の内野安打と愛斗のヒットで一・三塁のチャンスを作ると、とっておきの代打のグレゴリー・ポランコが期待に応える同点タイムリーで追いついた。その後は両軍のリリーフ陣が踏ん張り、3-3のドローとなった。

負けなかったロッテについて、29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた真中満氏は「終盤に追いついたロッテ、連勝中の勢いをすごい感じたんですけども。やっぱりしぶといチームですよね」と諦めない姿勢を評価すると、解説として出演した野村弘樹氏も「連勝中ですから、そういった勢いもあったというところと、やっぱり連勝を止めたくないっていうのがチーム全体に出てくるんでしょうね」と同意。

続けて「そういった雰囲気は画面見てて感じましたから、それがやっぱ今のロッテなのかなっていう風にも思いましたね」とテレビ越しでも勢いを感じたとコメント。また真中氏が「ヤクルトからすると、なんか先頭バッターが出ると、終盤でなんだか嫌だなって感じなりますよね」と問い掛けると「9回とかはそう思ってしまうんでね。やっぱり連勝中のチームってこうなってくるんだろうなっていう風に思いました」と波に乗るチームの強さに舌を巻いていた。

5月14日から12試合連続負けがない千葉ロッテ。この勢いを、セ・リーグ各球団は止められるのだろうか…。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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