「余計なお世話!」なできごとは? 「唐揚げのレモン勝手に」「メルマガの定期購読に既にチェック」

メルマガの定期購読に、いつのまにかチェックが……

ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとインスタグラマーのウラリエが、金曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-金午後1時~)で、「余計なお世話やわ」をテーマにメール募集を行った。

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同期のドラァグクイーン数名で、「余計なお世話」と題したイベントを開催したことがあるサマンサ。“余計なお世話”として、会場に来た人たちのなかでペアを作っていくイベントだったそうで、ウラリエは「めっちゃいいイベント! またやってほしい」と興味津々だった。

リスナーから寄せられたのは、「定額サービスなどを解除するするときに表示される『満足していただけませんでしたか?』の問いかけに、『余計なお世話やわ!』と思ってしまう」というメール。

サービスに対して感じた不満を汲みとろうとしてくれていることはわかるものの、「満足してたら解除せんわ!」と感じてしまうという心情がつづられていた。

このメールに対し、サマンサは「おっしゃる通りです」と共感しつつ、「ネットで何かを購入したときに、メルマガなどの定期購読に勝手に入っているチェックがいらない。したければこっちで選ぶから」と続けた。ウラリエも、「チェックを外すのもめんどくさいからそのままいっちゃってる」と明かした。

数人で飲みに行って唐揚げを頼んだ際、そのうちの1人がすべての唐揚げにレモンをかけるのが余計なお世話だと感じるリスナーも。このリスナーは最初は普通に食べて、あとからレモンをかけるのがいいという。

メッセージを紹介したサマンサは、「レモンをかけていい?」ときちんと聞くようにしているのだそう。一方のウラリエも深くうなずきながら、「お好み焼きのマヨネーズもいらない人がいて、かけるかどうか判断が難しい」と語った。

なかには、「友人が私と私の幼なじみをくっつけようとしていることが余計なお世話です」と嘆く人もいた。

幼なじみのことはただの仲のいい友人としか思っていないため、2人きりでご飯を食べたり恋仲になるのは気まずすぎるのだとか。「破局したときに今までの関係が崩れてしまうのではないか」という不安でいっぱいで、できれば現状維持のままでいたいのだという。

ウラリエは「1度友人と認識してしまったら、そこから好きになることはない」と自身の経験談を明かし、サマンサは「いろんなことをやっちまいな」とアドバイスを送った。

「私はあごがちょっとシャクレているのですが、美容室でカットするときに、何度かあごのラインを隠すような髪型をすすめられて傷つきました」というメールも。リスナー自身はあごを隠す気はなく、「髪型くらい好きにさせてほしい」と感じているそうだ。

サマンサも、ショーで着る衣装を決めるときに「背が低めなので、『ショート丈のほうがいい』と言われることがある」という。自身でコーディネートをしていることから「ほっておいてほしい」と思う一方で、ステージでの写真を見て「確かに」と納得することもあるため、「個性を生かすも殺すも自分次第」と持論を述べた。

ほかに、「職場のお局様が『彼女はいないの?』『結婚はまだなの?』と、ことあるごとに聞いてくる」というメールもあり、多くのリスナーが日常生活で「余計なお世話やわ」と感じていることがわかった。

(取材・文=バンク北川 / 放送作家)

※ラジオ関西『Clip金曜日』2024年5月24日放送回より

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