大谷翔平にスランプ脱出の兆候を発見 「素晴らしい」「ドジャースのトップ13を…」と米記者指摘

メッツ戦で打席に立つドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平が「2番・DH」で出場

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地メッツ戦に「2番・DH」で先発し、第3打席に8打席ぶりの安打を放った。不調が続いていた中、米記者は「素晴らしい兆候だ」とスランプ脱出の糸口を指摘している。

大谷に復調の兆しが見えたようだ。2-0の5回1死二塁。左腕ピーターソンから二遊間を抜ける中前適時打を放った。打球速度は114.1マイル(約183.6キロ)。今季ワーストの44打席ノーアーチとなったが、打点をつけた。

本塁打は今季13本。しばらく快音が響かないだけでスランプを指摘されるのは期待の裏返し。そんな中、米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者はXでこう指摘した。

「ショウヘイ・オオタニがまた強打を放った。打球速度114.1マイルの適時打でドジャースが3-0リード。ハムストリングの問題と少しのスランプに陥っているオオタニにとって素晴らしい兆候だ」

打球速度はスランプ脱出の兆候という。さらに米カリフォルニア州地元放送紙「ロサンゼルス・タイムズ」のマイク・ディジョバンナ記者も、「適時打を放つまで、オオタニは23打数2安打だった。打球速度は114.1マイル。オオタニは今季のドジャース打球速度トップ13を占めている」と紹介している。

メジャートップだった打率は.329まで急降下していたが、それでも高い数字。完全復活が待たれる。

THE ANSWER編集部

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