SBテクノロジー、SaaS 利用状況を可視化し一元管理「SaaSパトロール」提供

サービス台帳の例

SBテクノロジー株式会社は5月27日、企業向けに社内のSaaS利用状況を可視化し一元管理するサービス「SaaSパトロール」を同日から提供開始すると発表した。

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「SaaSパトロール」は、組織の情報システム部門やセキュリティ担当者のSaaS管理業務を効率化し、利用に伴うセキュリティリスクを軽減するサービス。

同サービスでは、SaaSの管理について、サービス台帳でサービスごとに利用許可ユーザーを登録・管理することで、Excel による管理からの脱却が可能となる。一般ユーザー向け機能としては、サービスごとに自社の利用方針(許可、要申請、禁止)を定めたサービスカタログを社内に公開することで、許可サービスの利用促進や、禁止サービスの利用抑止を実現できる。SaaSをテナント単位で登録できるテナント管理機能では、退職などに伴う削除漏れのテナントユーザーを可視化できる。

また、利用のメールサービスに「SaaSパトロール」を連携することで、SaaSから届く各種通知メールに基づき、社内で利用されているサービスと利用ユーザーを可視化できる。このメールによるサービス検知機能では、禁止サービスを利用または未許可のままサービス利用しているユーザーをいわゆるシャドーITとして検知・可視化することで、自社の利用方針に沿った適正な利用に繋げ、セキュリティリスクを軽減する。

「SaaSパトロール」は月額8万円から利用でき、基本機能の利用にユーザー数制限はない。SaaSパトロールの全機能を1ヶ月間無償で利用できるトライアルも実施する。

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