カール・アンソニー・タウンズが復調したウルブズがマーベリックスからシリーズ初勝利

日本時間5月29日(現地28日)、ウェストのカンファレンス決勝第4戦が行なわれ、ミネソタ・ティンバーウルブズが敵地でダラス・マーベリックスを105-100で破った。ウルブズはシリーズ初勝利。戦績を1勝3敗とした。

負けたらシーズン終了の一戦で、ウルブズのカール・アンソニー・タウンズが意地を見せた。第3戦まで不調にあえいでいたタウンズだが、この日は25点を記録。とりわけ第4クォーターに3本の3ポイントを沈め、苦しい時間帯でチームを救った。

29点、10リバウンド、9アシストとオールラウンドに活躍したアンソニー・エドワーズも、「今夜は彼のおかげで勝てた」とタウンズの貢献を称賛した。また、クリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)も、「彼はこれまですべてのシリーズで重要な役割を果たしてきたので、このシリーズでも存在感を出す必要があった。今夜はそのための大きな一歩となったよ」と、今後のシリーズでは本領発揮となるだろうと期待を寄せた。

「KATは素晴らしい選手だ。彼の不振は永遠には続かなかったね。彼はファウルトラブルに苦しんでいたけど、我々は彼をコートに残した。すると彼はスマートにプレイしていたよ。彼を本当に誇りに思う」

ホームでのスウィープの回避したウルブズは、第5戦でホームに戻る。自信を失っていないタウンズは、「疑っている暇はない。積極的にシュートを打っていく。これまでシリーズでやってきたようにね。すべてのシュートに自信を持っている」と力強く語った。

マーベリックスはルカ・ドンチッチが28点、15リバウンド、10アシストのトリプルダブル、カイリー・アービングが16点、4アシストを記録。しかしチーム全体のFG成功率はウルブズの52.7%に対して42.0%にとどまった。

第5戦は31日(同30日)に行なわれる。

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