スミスの2本塁打などでドジャースが10対3と大勝。大谷翔平は10試合ぶりの一発で不振脱却!

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地5月29日、敵地メッツ戦に2番・DHでスタメン出場。8回の第5打席で14号2ランを叩き込むなど、5打数2安打3打点の大活躍を演じた。

ここ9試合は37打数7安打(打率.189)、長打は2本のみで本塁打なしと当たりが止まっていた大谷。この日も第4打席まではなかなか打球が上がらなかった。第3打席に記録した5試合ぶりのタイムリーヒットも、センター前へ抜けるゴロだった。
だが、8回の第5打席は違った。アウトコースへのボールを振り抜いた一打は、文句なくシティ・フィールドのレフトへ舞い上がり、そのままスタンドイン。10試合ぶりに出た一発で、ついに大谷は不振脱却の狼煙を上げた。

また、この日は4番に座るウィル・スミスが8、9号と2本もソロ本塁打を放り込み、8番ミゲル・ロハスも4安打を放つなど、ドジャース打線が16安打10得点の大爆発。メッツを9対3と完膚なきまでに下して3連戦にスウィープ勝ちし、勢いに乗って31日からはロッキーズ戦に突入する。

構成●SLUGGER編集部

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