大谷翔平、衝撃の逆方向14号「力強すぎ…」 米解説も愕然「体が右に動いてるのに…見たことない」

メッツ戦で本塁打を放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平が「2番・DH」で出場

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地メッツ戦に「2番・DH」で先発し、10戦ぶり14号2ランを放った。45打席ノーアーチからの技あり逆方向弾。米実況席も衝撃を受けている。

大谷のパワーが炸裂した。7-3の8回2死二塁。右腕ロペスの外寄りのボールを逆方向へ。左翼スタンドまで運ぶ一撃だった。スランプと指摘されていた中で46打席ぶりのアーチ。走りながらヒップロックのセレブレーションを披露し、明るい表情を見せた。

大谷が打った瞬間、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継では、実況のスティーブン・ネルソン氏「打球は左翼深くへ。ニューヨークでの初本塁打となるか? 入った!」と興奮。解説のエリック・キャロス氏もこう続けた。

「力強すぎる……。体が右側へ動いているのに打球を左翼へ大きく飛ばせる打者なんて見たことないと思う。右打者が引っ張ったかのようだ。彼がトルクで生み出す爆発力は、まさに唯一無二だよ」

さらに「マイク・ソーシアに聞いた話を思い出す。ショウヘイの何が最もアメージングなのか聞いたら、『彼の左翼か左中間への打球は伸び続けるんだ。まるで右打者が引っ張ったかのようにね』と言っていた。この打球はワシントンD.C.でみた打球と同じくらい印象的ですよ」と愕然としているようだ。

THE ANSWER編集部

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