カージナルス、直近15戦12勝で借金返済 24歳ゴーマン&22歳ウィンの若手二遊間がチームを牽引

● レッズ 3-5 カージナルス ○
<現地時間5月29日 グレートアメリカン・ボールパーク>

セントルイス・カージナルスが同地区レッズとの3連戦に勝ち越し。ノーラン・ゴーマン内野手(24)が1本塁打2打点、メイシン・ウィン内野手(22)が3安打1打点をマークした。

カージナルスは3回表、マット・カーペンターが1号ソロを放ち先制。今季から古巣に復帰した38歳ベテランの一発でリードを奪うと、続く4回表には若手が奮起。ゴーマンとウィンの適時打で2点を追加した。

1点を返された直後の8回表には、ゴーマンがチームトップの10号ソロを放ち、デビューから3年連続となる2桁本塁打に到達。3点リードで迎えた最終回は守護神ライアン・ヘルズリーが登板。1点を失い、同点の走者を背負いながらも試合を締め、MLB全体トップの18セーブ目をマークした。

この勝利によりカージナルスは5カード連続の勝ち越しに成功。最大9つあった借金を返済し、地区2位カブスまで0.5ゲーム差、首位ブリュワーズまで4ゲーム差に迫っている。

チームは直近15試合で12勝と絶好調な戦いぶりで、この間ゴーマンはチームトップの5本塁打、OPS1.074をマーク。さらに、今季2年目のウィンは同期間でチームトップの打率.380、同2位のOPS1.027を記録し、2人揃ってチームトップタイの11打点。二遊間を組む若手コンビが攻守で牽引し、チームは勝率5割へ復帰した。

また、ラーズ・ヌートバーは「2番・右翼手」で先発出場。4打数2安打、1三振を記録し、8回裏の守備から途中交代。今季成績は打率.234、OPS.741となっている。

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