日経平均は続落で寄り付く、米株安を嫌気 3万8000円割れ

[東京 30日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比444円10銭安の3万8112円77銭と、続落してスタートした。前日の米国株市場で米金利が上昇して株安となった流れを引き継いで、幅広い業種で売りが優勢となっている。指数寄与度の大きい銘柄や主力株が軟調なほか、半導体関連株も安い。日経平均は寄り付き後も下げ幅を広げ800円超安となり、節目の3万8000円を割り込んでいる。

個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、トヨタ自動車がいずれも2%超安で推移。東京エレクトロン、信越化学工業も軟調。一方、コクヨ、タカラトミーは底堅い。

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